乳がん術後の結果説明について

6月24日、乳がん手術後7週間目、いつもかかっている近所の診療所に行った。いつもの先生だ。「乳がんの手術はどうでしたか?」「先生、ずっと0期と言われながら、非浸潤ガンと何回も言われながら、手術がこれだけ遅かったからでしょうか、1期の4㎜だったんです。全摘手術だったんですよ。担当医師からは、何ももう治療は無くて良いと言うのです。前回は、抗がん剤、放射線治療、ハーセプチン、女性ホルモンを抑える薬を10年も使ったのに、今回は何もなくて良いというのですよ。そして再生手術の話をされました。本当に何もしなくて良いものなのでしょうか?( ノД`)

「先生が前に言ってらしたN市の乳がん専門医の先生にお会いできませんか。私は結果表を持っています。このまま、何も治療しないというのが、一般的な見解なのかを第三者のドクターに聞いてみたいのです」と。すると、このドクターは、「それはできませんよ。担当のドクターからセカンドオピニオンを聞きたいと紹介状や臨床結果等をもらって来ないとなりません。業界は結構狭いものなんですよ」と。そうか~、「誰々先生の患者が私の所に来た」なんて言ったり言われたりする業界なのか。

これは、13年前の癌研のI先生の言葉とそっくりだ。「医者は、自分が診ている患者を他の先生に診てもらうのを嬉しいものではないのですよ。他の先生が診ている患者を診たくはないものなんですよ」と。その言葉を思い出した。ドクターはプライドがあるものなんだ。面子を立てないとならないものなんだ。ドクター同志、お互いにそうなのかもしれない。「僕の意見が信じられないのか!」なんて言われそうだ。🏥

実はこれにへこたれず、ネットで見てみた。乳がんのQ&Aを専門的に応えて下さっているドクターがいる。私は、このQ&Aをかなり高く評価している。なかなかの内容なのだ。そこで、このドクターの病院へ電話をしてみた。乳腺科にセカンドオピニオンをお願いしたくて。でも断られてしまった。やはり、結果表だけではだめで、担当医からの紹介状と臨床結果表等を持って来なければ受付てもらえないとのことだ。

その後、先のホームドクターは私に聞いた。「担当医に説明内容をもう一度聞いてみれば良いでしょう?」と。「いえいえ、先生、次のアポは6か月後ですよ。聞くこともままならないのです。」

「そこが、🏥大学病院の欠点なんだよね。」と言うのです。良いところも悪いところも色々あるのが病院なんだね。それにしても不自由だな~、もっと、融通が利かないものか。でも、私は諦めない。

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