手術後の結果

2022.05.31

手術後の結果を聞きに行く日だった。非浸潤ガンでO期ですとさんざん言われながら、結果は4㎜の浸潤ガンステージ1だった。Her 2が +2だった。15年前では、Her 2 が+3だったのだ。センチネルリンパ節生検の結果は陰性。リンパ節への転移なしとのこと。前回共々、大人しいガンだというのだ。そして前回はホルモンが陽性だったため、10年間もホルモンを抑える薬を飲み続けたのだった

が、今回は、ホルモンが陰性だとのことだった。以前、他の医師から聞いたことがある。あれも陰性、これも陰性だと、どんな治療をすれば良いのか困るんですよね。あ~そういうものなんだ~。陰性の方が良いのではないかなと素人の私は思うのだが。ホルモンが陰性、Her 2も陰性のような場合は、トリプルネガティブ型と言われるようだ。

このガンはアポクリンガンですからと、聞いたこともない名前を言われた。実は、アポクリンガンと先生が言われたかどうかはわからない。先生の言葉を追って、自分で勝手にこの言葉を記憶しよう、記憶しようと思っただけのことだ。そうだ、聞いたことのある言葉だな。私も思春期の中学1年生の頃から腋の下の嫌な臭いに悩んだものだ。そうだ、この言葉に似ている。思春期の女性が性ホルモンが活発になってくると、腋の下が酸っぱいようなツ~ンとする匂いがしてくる。男の子もそうかな。若い証拠なんだよねと~思うんだけれど。バンとか8/4など制汗デオドラントとして売られているあれだ!この言葉に似ているな~と勝手に思ったのだった。

アポクリンガンって何?アポクリンガンですから、大人しいガンですよと言うのです。それでいながら、Her 2 が+2、これって、増殖が速いタイプなんじゃないの?なぬ?矛盾しているじゃないの?優しいがんだが、増殖が速い良くないガンでもある。フンフン、、まずは、追加検査をすることになった。6月14日に結果が出る。これが、陽性か陰性か。それによって、治療をするのか、もし治療をするなら、抗がん剤しかありませんよと言われたのだ。ハア~?抗がん剤?何も治療しないかもしれませんって言ってたくせに~?また、抗がん剤治療?前回は、小葉ガンの疑いという針生検の結果から、手術前に抗がん剤を6か月受け、髪の毛が抜け、身体から毛が無くなった。吐き気は薬で抑えられてはいるもののやはり何とも言えない気持ち悪さがあった。そして、後遺症と自分勝手に名つけている口の中のドライさがある。15年後の今も口の中の渇きに悩んでいるのだ。そして、ヘアーが真っ黒から真っ白になってしまった。天然パーマの剛毛な毛が、なんと生えてきたのは優しく柔らかい毛になっていたのだ。この抗がん剤は前髪が薄くなるのが特徴でもあるらしい。私の記憶では、抗がん剤の種類は4つ位あったようだが、標準型なのかどうか、医師は、EC(AC?)と呼ばれる抗がん剤を指さした。

前回は、ガンの大きさを1.5㎝から6㎜に小さくしてから、温存手術をしたのだ。今回、追加検査で陰性なら治療無しなのかな。陽性なら、抗がん剤をするのかな。前回はHer 2が +3だったので、ハーセプチンを1年位行ったのだ。このハーセプチンはネズミの何かから取ったものらしい。このハーセプチンのお陰でどうやら、再発が80%抑えられると当時説明を受けたことを思い出す。優秀な治療薬なんだ~。でも、15年後に私は再発したじゃない?正確には再発ではないかなと思う。なぜなら、前回は、左、今回は右だからだ。再発でなく、原発なんだろう。10年位前からゆっくり出てきたのか。左乳房温存のため、放射線治療を毎日、1ヶ月通ったのであった。放射線を今回はやらないのかな、とにかく6月14日を待つしかない。

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