テラコ流「乳がん再発防止ケア」(抗がん剤・私の場合)

乳がん 抗がん剤

13年前、私は抗がん剤を受けた。ECと呼ばれる抗がん剤だ。なぜ、抗がん剤の選択となったかは、生体検査の結果が「小葉ガンの疑い」という結果だったからだ。小葉ガンはこうガンにどうも似ているらしい。小葉ガンは、枝葉の端でなく、元の部分の場所のようだ。「小葉ガンか~!まずいな、じゃ、先に抗がん剤をしましょう!」と先生は言われた。手術前6か月間、術前の抗がん剤を打つことになったのだ。「はい」何もわからず、ただ従った。そして、私は3週間に1回抗がん剤の点滴を受けに病院へ通うことになったのだ。

血管が細くて、なかなか針が入らない。子供用の針ですよと言われて打ったような記憶がある。

点滴の前に熱くしたタオルで腕を温めた。

抗がん剤を始めると、髪の毛がどんどん抜けてきた。ヘアーブラシで髪を梳かすと、髪の毛がごそっりと抜けるのだ。半端じゃない多さだ。そして、ツルツルのまん丸な頭になった。

吐き気を予防する薬も入っていたようで、「吐き気」とはっきりしたものではないが、身体の中に、はっきりと気持ち悪さがあったりするのだ。6か月間だった。皮膚は真っ黒になってきた。頭の毛だけじゃない、眉毛もまつ毛も体毛も全て無くなったのだ。

抗がん剤を始めて6か月が経った。頭はヘアーウイッグをつけることになった。ガンの大きさは、1.5㎝から6mmに小さくなったのだ。

「あ~、これで抗がん剤は終わるんだ!」と安堵感に溢れた。

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