テラコ流・乳がん再発防止ケア(1回目/2回目・手術の比較)

乳がん

1回目(13年前)と2回目(今年5月)の手術を比べてみた。

私の評価は、1回目は80点、今回は70点。

1回目は、まず手術室に入ると既に先生達が5~6人、白衣とマスクを身に付けられ、全てスタンドバイされているように見えた。「流石!」と思った。今回は、外の椅子で待たされて、そこに、5~6人のまだ学生さんみたいなドクタ―達がぞろぞろ手術室に入って行った。それから私が車椅子で入ったのだ。そして、まず、誰が執刀医なのかがわからない。ドクターは、「自分が執刀します」と自己紹介すべきだったと思う。今も執刀医が誰だったかわからない。こんなのあるのかな。私は研究材料なのかと不安になった。

1回目は、教授が執刀医だった。癌研の乳腺科の岩瀬先生が薦めて下さったK教授だった。「私達と同じ考え方の先生ですから」と。手術が終わると、私の家族達にK教授は手術で切り取った患部の塊を持ってらして、説明をされた。「どれがガンだかわからなかったが、この乳白色のがガンだと思います。」ということだったそうだ。ガンの顔つきが優しかったのだ。

2回目は、私の主治医の教授は手術室には見えなかった。主治医が来ないなんて、そんなのあるのかな!ドクター全員が初対面なんて。主治医は手術後、4日目位に始めて入院の部屋のカーテンの前まで来られ、私の名前を呼び顔を出された。お忙しいのだろう。前のK先生は6日間の間に2回顔を出して下さった。「具合はどうですか。」と。高名なK先生はこうして細やかさを感じられた。そして、術後の患部の塊を持って来ての説明は全くなかった。コロナ禍だったからか。

この時の執刀医は今もわからない。入院中に若い中堅どころに見える女性の先生へ聞いてみた。「私の切り取った患部の状態はどうでしたか。」と。このドクターはもごもごとはっきり言わなかった。聞き取れたのは、患部の色はいくつかの色を言われたようだが、「死んでいるガン細胞があったり、色々だった!」という部分の言葉が妙に印象に残った。

死んでいるガン細胞?ビタミンC濃縮点滴を受けたから死んだのかな~なんて勝手に想像した。

1回目は何で80点か?それは、抗がん剤を打つことになったからだ。今でも私の場合は、抗がん剤は受けるべきではなかったと後悔している。抗がん剤については後日詳しくお話したい。

2回目は70点。看護師さん達はいずれも素晴らしかった。施設も素晴らしい。でも、前回はきちんと家族へ患部を見せ、説明をしている、今回は全くない。執刀医が誰だかわからない。主治医が手術に立ち会わない、学生さんみたいなドクター達だけ。う~ん、これってやはり手抜きされているのかと不信に思うのは私だけじゃないだろう。だいたい、昔よりより良く進化しなければいけないはず。大切な事は続けていかなければならないのではないか。

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