乳がん手術後 16週目

乳がん手術後 16週目

乳がん手術後、春のゴールデンウイークの頃から残暑の厳しい毎日に変わった。本当に、毎日暑い日が続く。セミがミーン、ミーンと鳴いている。今年の夏の初めには、なぜかセミの声が聞こえないね!と友達と朝ウオーキングしながら不思議に思った日が、ついこの間のことだった。セミの命は短い。頑張って鳴いているんだね。

私の右側の術後の状態はどうか。右側肩の後ろ側がまだ凝っている。そのせいか右肩が痛む。腋の下の凝っていた部分は大分緩和された。一つ、気がついたことがある。右の肘(カートリッジ)の内側の部分が硬いコリコリしたしこりがあるのだ。結構大きいしこりだ。リンパなのか2cm位はあるかな。左側をつまんでみたが、右のようなしこりがない。

13年前にも似たようなことがあった。左側乳房温存手術後、二の腕をつまむと、ちいさな2~3のしこりが手に触れたのだ。これは皮膚をひっぱった内側にあって、肘から3㎝位離れたあたりだ。これは今もつまめる。手術の後だからなのかなと自分なりに納得している。当時のドクターに聞いてみたが、「気にしないで良いよ!」と言われた。

リンパの流れは大切だと思う。私はマッサージが好きだ。昨日は朝、近くで集まって太極拳をやっているところに参加した。なかなか難しい。運動は大切だと思う。

右側の乳房痕を薄手のシャツの上から触れると、手術痕ははっきりと一直線に盛り上がりが触れる。センチネル検査の痕もはっきり盛り上がっている。前回の傷に比べ、今回の術後の痕ははっきりと大きく盛り上がっている。これってあの学生みたいなドクター達が手術したためなのかな?熟練していそうなドクター達がいなく、5~6人の学生達のようなドクター達だけの手術で不安だったが、私は実験台だったのかしら?などと今も考えてしまう。昔、母が胆石で胆のう摘出手術(開腹手術)を受けた時、執刀医は外科医でまだ27才位の若いドクターだったが、年配の外科部長が手術の時には立ち会って指導されていたと後から聞いた。そりゃそうだろうと思った。

今回は学生のようなドクターばかりだった。私の経験から言えることは、温存手術はドクターの技術力が必要なのだと思う。でも、考え方を変えてみると、まだ経験の浅い若いドクター達は全摘手術のみを頑張っていると思うので、それはそれで良いのかもしれない。

これは私の実感である。手術は、彼らは1人ではなく、5~6人でマニュアル通りに手術しているんだろうな。まあ、皆初めはゼロからスタートするのだから、それに私は大学病院を選んだのだから。

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